カンブリア宮殿 村上龍×経済人2
テレビ東京の人気経済番組、ニュースが伝えない日本経済に村上龍と小池栄子が迫る「カンブリア宮殿」の書籍版。
日本経済新聞出版社 (2008/02/26)
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放送されなかった部分と、村上龍の放送後記的な部分がとても興味深いですよ。
堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏の回、
1963年、肺の機能を調べる吸気測定器を開発していた堀場製作所に、通産省管轄の研究期間から科学者が訪ねてきた。
吸気測定器を指して、これで自動車の排気ガスを計る装置を作って欲しいと言われるが、堀場氏はその場で断る。
しばらくして1人の社員が勝手にそれを作ったことを知る。
村上氏「当時、社長の地位でもないのに勝手にものを作るなんてとんでも無いことだったんですよね?」
堀場氏「死刑に値します。もう刀を持っていたら切っていました、首を。」
この放送は見ていないのですが、村上氏の後記に、
「そんな感じでいろいろなことを極端な表現で切って捨てる気持ちのいいおじいさんだったが、おそらく放送ではカットされてしまうのだろう。」
カットされたんですかね?
されたとしたら、そのカットされた部分とかも解ってとっても面白いですよ。
出演された経営者の言葉で思うのが、
事業を始めるにあたって、「カネ!カネ!」ではなくて、「これは世にでたら役に立つサービスだぞ!」とか「社会貢献」の部分が根底にあって、それにいつか利益がついてきているように思います。
人によってはそれは当たり前のことでしょう。
人によってはどうにもそのレベルまでいきつけず地盤を固められずにカネカネになってしまうことも。
日本交通社長の川鍋一郎氏の回、村上氏の後記。
経営者は社員から、会社が傾くと「無能だ」と罵られ、会社を立て直すと「鬼だ」と言われる。
だが、川鍋氏の評価は「やり手」だった。
これは案外凄いことである。
なるほど。
